1 :樽悶 ★:2024/03/26(火) 05:48:44.08 ID:hYkxZP3B9
カテゴリ: 研究
「イヌの東アジア起源説を裏付ける」 すべてのイヌはニホンオオカミの祖先から誕生? ゲノム解析で迫る起源
1 :樽悶 ★:2024/03/21(木) 02:13:41.85 ID:dX9J5Nil9
オランダの博物館に保管されている「ヤマイヌ」と呼ばれた個体=総合研究大学院大学などの研究チーム提供
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20240317-00000006-asahi-000-1-view.jpg
絶滅したニホンオオカミは、ゲノム(全遺伝情報)解析から、オオカミの中でイヌに最も近い種だったことがわかった。日本犬などには今も遺伝子の一部が受け継がれていることも判明し、すべてのイヌの起源は大陸にいたニホンオオカミの祖先にさかのぼる可能性があるという。
【写真】奈良県大淀町が所蔵するニホンオオカミの頭骨=2023年4月、小林哲撮影
ペットや猟犬として人間とともに行動し、品種改良が繰り返されてきたイヌの起源は複雑だ。これまでも中東や中央アジア、欧州など様々な説が提唱されてきた。
新たに解読されたニホンオオカミのゲノムは、骨格などからはわからなかったイヌとの関係に迫る証拠の一つで、論争に一石を投じそうだ。総合研究大学院大や岐阜大などの研究チームが科学誌ネイチャーコミュニケーションズに論文(https://doi.org/10.1038/s41467-024-46124-y)を発表した。
■日本犬に残るニホンオオカミの遺伝子
論文によると、国内に残る江戸時代や明治時代のニホンオオカミ6標本に加え、オランダとドイツの博物館に保管されていた3頭の計9頭の標本からDNAを抽出した。そのうち3頭については、ほぼ全ての配列を解読することに成功した。さらに別のチームが解読していたニホンオオカミやイヌ、ハイイロオオカミなど100頭分のデータを加えて遺伝的な近さから系統関係を割り出した。
その結果、ニホンオオカミの祖先は2万~4万年前の東アジアにいたハイイロオオカミの仲間から分かれて誕生し、その後にイヌの祖先となる集団がニホンオオカミの祖先から枝分かれしたことが判明した。
また、当時のイヌの祖先とニホンオオカミとの間で交雑があったこともわかった。ニホンオオカミの遺伝子の一部は、東アジアなどにいるイヌに今も受け継がれており、その割合は日本犬(紀州犬や秋田犬、柴犬(シバイヌ))で2~4%に達していた。最も多く影響を受けていたのは、東アジアの古代イヌをルーツにもつオーストラリアにいるディンゴやニューギニアの野犬で最大5.5%だったという。
今後、東アジアの在来犬種や古代イヌ、ニホンオオカミのゲノム解析をさらに進めることで、イヌの起源により詳しく迫れるはずだという。一方、現代のほとんどの洋犬には、ニホンオオカミの遺伝子は残っていないことも判明した。品種改良で誕生した犬種が多く飼われるようになり、ニホンオオカミの影響を多く受けていた在来種が駆逐されてしまったためと研究チームはみている。
チームを率いた総研大の寺井洋平准教授は「ニホンオオカミがオオカミの仲間の中で最もイヌに近いという結果は予想しておらず、イヌの東アジア起源説を裏付けるような成果が得られたのは幸運だった。日本列島が大陸から離れた島国で、古い系統が残りやすい地理的な特徴のおかげだろう。絶滅したオオカミのゲノムをここまで大規模に解読した分析はほかになく、イヌの進化の歴史を塗り替える価値があると考えている」と話している。
3/17(日) 8:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e96255a56e36d18e8cb4eb004e21bae021594bac
一流科学誌も大注目! 人体から未知の存在「オベリスク」が発見される タンパク質「オブリン」を作り出す
1 :ごまカンパチ ★:2024/02/07(水) 01:27:36.48 ID:UNkHQzi09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2306e5e2d6c678f899fdc92a64b1cd497700935a
<ヒトの大便や唾液の微生物叢のデータからウイルスとウイロイドの中間的存在が見つかった。米スタンフォード大イワン・ゼルデフ氏らの研究チームは、この成果をなぜ有名学術誌ではなくプレプリントサーバーに投稿したのか>
「ウイルスは生物か非生物か」というテーマは、今でもたびたび論争となります。これは、ウイルスは生物と同じく「核酸(遺伝情報)」と
「タンパク質でできた外界との仕切り(ウイルスでは'殻')」を持ちますが、生物の最小単位である細胞よりもはるかに小さく、
生物のような「自力で増殖する能力(自己複製能)」を持たないことに起因します。
文部科学省によると、理科の教科書ではウイルスを「生物と非生物の中間的な存在」と説明しているそうです。
ところが1971年、ジャガイモに生育不良を起こす病原体として「核酸はあるがウイルスよりも小さく、自己複製能を持たず、外界との仕切りがない存在」である
ウイロイドが発見されます。つまり、ウイルスよりも非生物に近い存在が見つかったということです。
さらに21世紀に入ると、「自己複製ができない細菌(生物)」や「大腸菌くらいの大きさを持つ巨大ウイルス」など、
従来の生物とウイルスの間をつなぐような中間的存在が相次いで見つかりました。
そこで「ウイルスとウイロイドの中間的な存在もあるのではないか」と予測されましたが、これまでは未確認でした。
米スタンフォード大のイワン・ゼルデフ氏らの研究チームは、ヒトの大便や唾液の微生物叢のデータからウイルスとウイロイドの中間的存在を発見し、
「オベリスク」と命名したと発表しました。研究成果はプレプリントサーバー(未査読論文を投稿するサーバー)の「bioRxiv」に1月21日に投稿され、
世界三大学術誌に数えられる「Nature」と「Science」が即座に記事として取り上げるなど大きな注目を集めています。
オベリスクの発見は、なぜセンセーションを巻き起こしているのでしょうか。研究チームは、なぜ学術誌ではなくプレプリントサーバーに投稿したのでしょうか。
研究背景とともに概観しましょう。
<「すべての生命の始祖」説も? 「ウイロイド」とは何か>
生物の専門家でない人にとって、ウイルスは馴染み深くても「ウイロイド」は初めて聞く言葉かもしれません。
ウイロイドは、ゲノムサイズ(ある生物が持つ遺伝情報量)が約200〜400bp(塩基対、ゲノムサイズの単位)の環状RNAです。
小さく単純な構造かつ感染先の材料を使って自分を複製することができるため、地球上のすべての生命の始祖であると考える科学者もいます。
※略
<「オベリスク」と「オブリン」>
今回のスタンフォード大チームの研究目的は、もともとはヒトの口腔内や腸内に存在する様々な微生物に関する既存の遺伝情報データベースを使って、
ウイロイドの候補となる環状RNAの配列を探すことでした。
472人から採集された約540万件の配列データを用いて、新しく開発したソフトウェアで解析しましたが、サンプルは唾液や便から得られたものなので
多数の細菌やウイルスの遺伝情報がごちゃ混ぜになっています。
たとえ環状RNAが見つかっても、細菌のRNAプラスミド(染色体外にある小サイズのRNA)やRNAウイルスの可能性があるので、研究チームは丁寧に検討してそれらを排除しなければなりませんでした。
精査した結果、ゲノムサイズが約1000bpの「ウイロイドのような未知の環状RNA」が2万9959個も見つかりました。
研究チームは、この約3万個の環状RNAに
�@ウイルスにしては小さく、ウイロイドにしては大きいゲノムサイズ、
�A古代エジプトの巨大な尖塔を彷彿とさせる、棒状で(ウイロイドと比べて)大きな外見、
�Bウイロイドとは異なる新しいタンパク質を構築するための設計図(コード)を持つ、という共通の特徴を見出しました。
そこでゼルデフ氏らは「発見した環状RNA群は、ウイロイドや小さいサイズのウイルスとは全く別の存在だ」と考え、「オベリスク(Obelisk;尖塔)」と名付けました。
さらに、�Bの新しいタンパク質をコードする領域はオベリスクRNAの約半分を占めているため、作り出されるタンパク質を「オブリン (Oblin)」と命名しました。
オブリンは、オベリスクの複製を担う重要なタンパク質と示唆されると言います。
※続きはソースで
光合成にまつわる100年以上の「謎」、水から酸素ができる瞬間の観察に成功…岡山大など研究チーム
1 :ごまカンパチ ★:2024/02/01(木) 07:45:06.93 ID:hHCBzyaO9
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab4fe4bb41ca1a12b6f2a5538ad18f956b3a9647
植物の光合成のうち解明が最も難しかった、水から酸素ができる反応の一端を捉えることに成功したと、岡山大などの研究チームが発表した。
X線自由電子レーザー施設「SACLA(サクラ)」(兵庫県佐用町)の強力なX線をごく短時間照射し、分子の動きを連続的に観察した。
人工光合成の実現に向けた一歩となる成果で、論文は1日、科学誌ネイチャーに掲載される。
光合成は植物が光のエネルギーを利用し、水と二酸化炭素から酸素と炭水化物を作る化学反応。
100年以上研究されているが、水が分解されて酸素ができるメカニズムは不明だった。
岡山大の沈建仁(しんけんじん)教授(生化学)らは、植物の葉にある「PS2」というたんぱく質の複合体が、水を分解する反応の触媒となっていることに着目。
PS2の結晶を作って解析し、複合体の内部にあるマンガンとカルシウム、酸素の原子からできた「ゆがんだイス」のような形の分子が
反応の中心となっていることを突き止め、2011年に発表していた。
今回はPS2の結晶に光を当てて光合成の反応を開始させた後、100兆分の1秒という極めて短い時間、X線を照射して分子の動きをコマ送りで観察した。
すると光を当てた100万分の1秒後、イスの角の部分にあるカルシウムに水分子が結合。
5000分の1秒後に水分子が消えて酸素原子が出現し、200分の1秒後には酸素原子がイスの内側へ移動していた。
この間、イスと周囲を取り巻くたんぱく質は柔軟に形を変え、反応を支えていることもわかった。
沈教授は「今後は酸素が分子となって外へ出て行く過程を突き止めたい」と話す。
天尾豊・大阪公立大教授(生体触媒化学)の話
「水が分解されて酸素ができる機構の解明に向けた大きな前進だ。今後、水分解機構の全容が解明できることを期待したい」
コロナ感染、心不全のリスク高まる可能性 理研など研究
1 :シャチ ★ :2023/12/23(土) 01:43:22.86 ID:XTMIB5YI9
12/23(土) 1:00配信 毎日新聞
理化学研究所などの研究チームは23日、新型コロナウイルスに感染後、目立った心疾患を発症しなくても心臓が持続的にウイルスに感染し、心不全のリスクが高まる可能性があるとの研究成果を発表した。近い将来、心不全の患者が急増する可能性を指摘し、対策の必要性を訴えている。
新型コロナの感染は、ウイルス表面にある突起状の「スパイクたんぱく質」がヒトの細胞表面の受容体「ACE2」に結合することで起こる。チームによると、心臓は他の臓器と比べてACE2を発現しやすい。また、新型コロナに感染した人の一部は心機能が低下することが報告されているが、詳しいメカニズムは分かっていない。
研究チームはまず、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いて心臓組織を作製。これに多量のウイルスを感染させたところ、心機能は低下し、回復しなかった。一方、その1割の少量のウイルスを感染させると、一定の心機能は保たれたが、感染は4週間後も続いた。感染が持続しても、心不全を発症しない患者が存在する可能性があるという。
さらに、心臓組織を低酸素状態にして心機能を低下させると、感染していない細胞は一定時間後に回復したが、少量のウイルスに感染したままの細胞は回復しなかった。持続感染によって、回復機能が弱まったとみられる。
理研の升本英利・上級研究員(再生医学)は「一部の新型コロナ感染者で、心臓が持続的に感染する可能性がある。心不全の患者が急増する『心不全パンデミック』に備えて、検査システムや治療法を確立していく必要がある」と指摘している。研究成果は米科学誌「アイサイエンス」に掲載された。【柳楽未来】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d48e3806b6940b822b2502e6f7b4c0f470deac19
三重大学、大麻草の産業利用研究を本格的に開始 神具から車部品まで
1 :ごまカンパチ ★:2023/11/13(月) 22:18:16.73 ID:zBNZQPd09
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD190G50Z11C23A0000000/
三重大学は大麻草を原料とする素材の産業利用に関する研究を本格的に始めた。
大麻草由来の繊維は伊勢神宮の神具などに長年使われる。
生産者が少なく供給維持が課題になっており、栽培や研究に必要な免許をこのほど取得。
医療用の使用を解禁する改正法案が国会で審議されている事情も踏まえ、成分面で薬物使用の懸念が少ない草の栽培拡大と用途開発をめざす。
「神事・産業用大麻研究プロジェクト」と銘打った研究組織を学内に設...
※無料部分ここまで
関連スレ
【研究】大麻使用者、 共感力に優れていることが判明 社会的相互作用の欠如に関する症状の治療を助ける可能性 ★2 [ごまカンパチ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1699881085/
【農業】“大麻”の栽培に夢を託す 駅から徒歩3分で大麻畑が 三重県が全国に先駆け規制緩和 住宅地での栽培や販売先の拡大を認める ★2 [ごまカンパチ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1699881276/
大麻使用者、 共感力に優れていることが判明 社会的相互作用の欠如に関する症状の治療を助ける可能性
1 :ごまカンパチ ★:2023/11/11(土) 18:40:43.48 ID:Z+kTYALg9
https://nordot.app/1095414339414360633
大麻を吸っている人はより共感的であるという。
新たな研究によると、大麻を定期的に使用している人々は、他人の気持ちを読む力に長けており、自身をその人の立場に置くことができるそうだ。
メキシコ国立自治大学が81人の大麻常用者と51人の非使用者を対象に共感力に関する33項目の質問に答えてもらったところ、
常用者の方が共感力のスコアが高く、感情に関係した脳の部位への繋がりが深いことが判明した。
今回の研究を共同で指導したヴィクター・オラルデ=マチュー氏はこう話す。
「更なる調査が必要ですが、今回の結果はソシオパス、社交不安症、回避性パーソナリティ障害など社会的相互作用の欠如に関する症状の治療を助ける
大麻の可能性を探る新たな扉を開いたと言えます」
「回数ごとに重症化」コロナに何度も感染した人々(接種済み)の体験談
1 :おっさん友の会 ★:2023/10/09(月) 18:17:02.29 ID:lv2BKfBQ9
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) は、非常に急速に蔓延する可能性のある病気です。
したがって、生涯を通じてこの病気に2~3回かかる人も珍しくありません。
しかし、不運にも新型コロナウイルスが 5 回、さらには 6 回も感染する可能性があります。
実際、再感染中に感じる症状は以前よりも重くなったと認めた人もいます。
たとえば、ワイオミング州出身のブレンダ・キールという女性に何が起こったのか。
38歳の女性は、新型コロナウイルスに5回感染したことを明らかにした。キールさんは感染するたびに
前回の感染時より症状が重くなることを認めている。
病気がピークに達したとき、キールさんはほとんど歩くこともできず、体のすべてのリンパ節が腫れて
痛いように感じたと語った。
ブルックリン出身のエミリーという女性も同様のことを経験しました。
彼女は新型コロナウイルスに5回感染したことを明らかにした。エミリーさんの病気は「軽度」と分類されていたが
ワクチン接種から数カ月後に症状が悪化したことを認めた。
「私が感じたのは、体全体の痛みと熱感のようなものでした。約1週間、気分が悪くなりました」と彼女は言いました。
一方、オレゴン州ポートランドの教師、リアンナ・サンフォード・クラークさんは、新型コロナウイルスによる感染を6回受けたと語った。
「このことから、自分にはこの病気になりやすい傾向があるように感じます」と彼は言う。
クラーク氏は、手を清潔に保つことの重要性をまだ認識していない年齢層の子供たちと毎日接することが多い職業です。
クラーク氏によると、これが頻繁に新型コロナウイルスに感染する主な要因だという。
「何度も感染しているので、今よりも免疫力は高いはずだ」と述べた。
クラーク氏は、新型コロナウイルスに感染するたびに、必ずインフルエンザのような症状を経験すると語った。
ただし、これらの症状は通常 3 ~ 4 日後に自然に消えます。
「(新型コロナウイルスに)感染するたびに、喉が痛くなるんです」と彼は語った。
ケース・ウェスタン大学の臨床・橋渡し研究副学部長であるグレース・マッコムジー博士は
実際にこの病気を5~6回経験する新型コロナウイルス感染症患者がいることを明らかにした。
「私は5回の感染を経験した患者を何人も見てきました。悲しいことに、これらはワクチン接種を受けたにもかかわらず
5回も新型コロナウイルスに感染した人々です」と彼は言いました。
マコムジー博士は、一般的に新型コロナウイルスの再感染は以前の症例よりも症状が軽いと説明した。
ただし、少数の患者では、症状がさらに重篤になる場合があります。
同氏は、「新型コロナウイルスワクチンの接種を受けてからかなりの時間が経過した場合や
大量のウイルスにさらされた場合には、より重篤な再感染が発生する可能性がある」と説明した。
一方、ニューヨークのマウントサイナイ医科大学の免疫学および免疫療法部門の責任者であるミリアム・メラド博士は
新型コロナウイルスは併存疾患や他の先天性疾患に苦しむ患者において炎症を引き起こす可能性があると述べた。
この状態により、新型コロナウイルスの再感染により、以前の感染よりも重篤な症状が生じる可能性があります。
「新型コロナウイルスの長期化が炎症や血栓と関連していることを考慮すると、新型コロナウイルスの長期化により再び
感染しやすくなる可能性もある。
新型コロナウイルス感染者の少なくとも10パーセントが長期化する可能性がある」とメラド博士は結論付けた。
detikHealth (英語) 2023年10月9日
https://health.detik.com/berita-detikhealth/d-6972648/pengakuan-pasien-kena-covid-5-6-kali-begini-gejala-yang-dialami-tiap-reinfeksi/1
「反重力」の存在を否定 反物質、物質と同様に落下
1 :シャチ ★ :2023/09/28(木) 00:58:46.26 ID:9oxxOOME9
9/28(木) 0:00配信 共同通信
私たちの身の回りにある物質と一部の性質が逆である「反物質」も、重力の影響を受けて落下することを、カナダのブリティッシュコロンビア大やTRIUMF研究所などのチームが実証し、27日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。チームは、反物質に働くとの説もあった、重力と逆向きの「反重力」の存在は否定されたと主張。「科学の重大な疑問に直接的に明快な答えを与えるものだ」としている。
反物質は、自然界の通常の物質と基本的な性質は同じだが、電気的な性質が逆。「性質が逆」という観点から、反物質には上向きの反重力が働くのではないかとの説があったが、反物質の制御は極めて難しく、これまで実証されていなかった。
TRIUMF研究所の藤原真琴上席研究員は「反物質に重力がどう作用するか、初めて直接観測できた。教科書に載るような実験にようやく成功した」と話す。SF作品などでは反重力を使って進むエンジンが登場するが、今回の研究結果から現実世界での実現は不可能だとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc8dec8d7c0c56c17d4bddd7f727382a2842dadf
ノーベル賞級の画期的成果へ、研究費配分は「広く浅く」が効果あり
1 :ぐれ ★:2023/09/23(土) 23:13:40.99 ID:iRcusF1z9
※2023/09/23 07:00
読売新聞
ノーベル賞級の研究成果を上げるには、少額の研究費を多くの研究者に配る方がいい——。そんな分析結果を、筑波大と弘前大のチームがまとめた。研究費の配分で「選択と集中」が進むなか、広く浅く支援する重要性を指摘している。
チームは、政府が1991年以降、生命科学・医学分野に配分した科学研究費助成事業(科研費)約18万件を対象に、研究費と論文数などとの関係を調べた。
その結果、500万円以下の少額研究費を多くの研究者に配る方が、高額な研究費を限られた研究者に配分するよりも、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製などノーベル賞級の研究成果を効率良く出せていた。一方、5000万円以上の高額になると、画期的な成果の論文数は科研費の受給前よりも減ったとい
続きは↓
https://www.yomiuri.co.jp/science/20230923-OYT1T50071/
乳幼児期のメディア視聴時間 長くなれば発達スコア低く
1 :ぐれ ★:2023/09/20(水) 09:17:50.59 ID:0JAll3ke9
※教育新聞
2023年9月19日
1~2歳、2~3歳の子どもで、テレビやDVDなどのメディアの視聴時間が長くなると、発達スコアが低くなることが9月19日、千葉大学と国立成育医療研究センターの研究グループの分析で明らかとなった。メディアの視聴時間が長くなると、1~2歳ではコミュニケーション領域のみが、2~3歳では粗大運動、微細運動、個人-社会の3領域で発達スコアが低くなった。一方で、1~2歳、2~3歳でコミュニケーション領域の発達スコアが高いと、メディア視聴時間が短くなることも分かった。
これまでの研究では、メディア視聴時間が長い子どもは発達が遅くなるといった報告があったが、メディアの視聴時間が長いから発達が遅くなるのか、それとも発達の遅い子どもはメディアの視聴時間が長くなるのか、従来の解析方法では分けて検討することができなかった。
そこで、千葉大学予防医学センターの山本緑助教と国立成育医療研究センターエコチル調査研究部の目澤秀俊チームリーダーらの研究グループは、2011~14年生まれの子どもを対象にした環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の参加者のうち、全ての質問票に回答し、自閉スペクトラム症と診断されていない5万7980人のデータから、メディアの視聴時間と保護者が記入できる発達のスクリーニングツールのスコアの相互の影響を、縦断研究で変数間の因果関係を推測するためのモデルである「ランダム切片交差遅延パネルモデル」を用いて分析。日本の子どもの1、2、3歳時点で、発達やメディアの視聴時間の個人差を考慮しても、それぞれに影響があるかを調べた。
続きは↓
https://www.kyobun.co.jp/news/20230919_01/
大分県、空飛ぶクルマの普及へ覚書 法政大学など4者と
1 :ぐれ ★:2023/09/13(水) 09:27:50.68 ID:/oGeMgd59
※2023年9月11日 18:15
日本経済新聞
大分県は11日、法政大学大学院アーバンエアモビリティ研究所(HUAM)やあいおいニッセイ同和損害保険など4者と覚書を交わした。「空飛ぶクルマ」の普及に向けて共同研究を進めたり、機体開発に取り組んだりするための実証フィールドとして同県南西部の県央飛行場(豊後大野市)を活用してもらう。
HUAM、あいおいニッセイ、MS&ADインターリスク総研の3者は空飛ぶクルマの事業全般に関するリスク洗い出し・評価と対策立案、安全・安心なモビリティーサービス事業の構築などに向けた共同研究を予定しており、大分県がこれを後押しする。
また、HUAM所長の御法川学氏が社長を務めるHIEN Aero Technologies(東京都小金井市)は16日に県央飛行場で無人航空機の試験飛行を予定している。県内の産業振興などにも協力する。
続きは↓
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC08A8Z0Y3A900C2000000/